【2025年最新!】創業100年会社の地元スタッフが教える“せともの祭り”の魅力

【2025年最新!】創業100年会社の地元スタッフが教える“せともの祭り”の魅力

今年も開催決定の『せともの祭り』

愛知県瀬戸市で毎年開催されるこの陶器市は日本を代表する陶磁器の一大イベントとして全国にその名を知られています。

瀬戸といえば陶磁器の産地として有名であり、「せともの」という言葉自体が陶磁器の代名詞になるほど。

日本人の生活に深く根付いた存在であり、そんなせともののお祭りである「せともの祭り」の由来や開催時期、そしてお祭りの魅力や見どころを地元スタッフだからこその視点でお届けできるようご紹介します!

竹堂園はせともの祭りへの出店はありませんが、実店舗での販売を行います。(定休日あり)

お得な情報もありますので下記の詳細をご覧ください♪

 

 

目次

⒈ せともの祭りとは?

⒉ せともの祭の由来

⒊ せともの祭りの会期と開催場所

⒋ せともの祭りの見どころ

⒌ 竹堂園の実店舗営業時間

⒍ 早めがオススメ!地元スタッフが教えるアクセス・駐車場情報

⒎ 陶器市にベビーカーはOK?カートの使い勝手や気になるトイレ事情

⒏ まとめ

 

 

⒈せともの祭りとは?

「せともの祭り」は、愛知県瀬戸市で毎年9月の第2土曜・日曜に開催される、日本最大級の陶磁器の祭典です。例年、2日間で20万人以上の来場者を集めるほどの盛況を誇り、地元の人々だけでなく、全国各地から陶磁器ファンや観光客が集まります。

瀬戸川沿いや瀬戸市中心部の商店街には、約200軒もの陶器店や窯元が出店し、多彩な器が所狭しと並びます。日用品から美術陶器まで、瀬戸焼を中心としたさまざまな焼き物が、通常よりもリーズナブルな価格で販売される廉売市が祭りの大きな魅力のひとつです。


 

⒉せともの祭りの由来

 せともの祭は、この地に磁器の製法を広めた磁祖・加藤民吉翁が、瀬戸染付焼の完成を神に感謝することから遙拝所として建立した窯神社の祭礼が原点。

大正5年(1915年)から瀬戸町全体の祭りとして行うことになりました。そして昭和7年(1932年)に現在の名称の「せともの祭り」となり陶磁器の需要拡大とともに、回を重ねるごとに発展していきました。

瀬戸市は古くから陶磁器の生産で栄えてきた街であり、特に平安時代末期から鎌倉時代にかけては、瀬戸窯と呼ばれ、日本六古窯(にほんろっこよう)の一つに数えられています。「灰釉陶器(釉薬がかかった陶器)」の先駆けとされ、技術革新の中心地として日本の陶芸史に大きな影響を与えてきました。

このような歴史的背景と、陶磁器産業に対する地元の誇りが、「せともの祭り」という形で結実したのです。

 

 

⒊せともの祭りの会期と開催場所

せともの大廉売市

9月13日(土)午前9時~午後6時

9月14日(日)午前9時~午後5時30分

会場は瀬戸市の中心部、特に「瀬戸川沿い」や「パルティせと」周辺、そして「尾張瀬戸駅」周辺の商店街などが主なエリアとなります。

 

せともの祭協賛 露天縁日(楽しい屋台)

9月13日(土)午前9時~午後7時

9月14日(日)午前9時~午後5時30分

深川神社周辺や新世紀工芸館付近、尾張瀬戸駅周辺にたくさんの屋台グルメが出店します。

 

花火打上げ

9月13日(土)午後6時25分~6時45分

(荒天の場合は14日(日)午後6時5分~6時25分)

期間中は臨時の駐車場が開設され、名鉄瀬戸線も増便されるなど、アクセス面でも充実しています。詳細は観光協会のHPから確認ができます。

瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会 


陶器を見ながら食べ歩き!夜は花火と楽しみがいっぱいですよね♪詳しくは下記で紹介していきます。

 

⒋せともの祭りの見どころ

せともの祭りの魅力は、単なる陶器市にとどまりません。多彩なイベントや地域色豊かな企画が行われ、家族連れから陶芸愛好家まで幅広い層が楽しめる内容となっています。

特に注目すべき見どころをご紹介します。


 

1. せともの大廉売市(だいれんばいいち)

祭りの最大の呼び物が「せともの大廉売市」です。瀬戸焼を中心に、多くの窯元や商店が所狭しと並び、掘り出し物や特価品が多数販売されます。普段はなかなか手に入らない作家物の器や、アウトレット品などもあり、「お宝探し」の感覚で買い物を楽しむことができます。

2. 和太鼓演奏など地域グループの発表の場

祭りを盛り上げる和太鼓演奏や、地元団体による催しも見逃せません。尾張瀬戸駅前、歩行者天国の道路の真ん中が主なステージです。それぞれが創意工夫を凝らした衣装や演出、フォトジェニックなシーンが2日間を通して見られます。

3. 陶芸体験コーナー

瀬戸焼の魅力を“体験”できる企画として人気なのが、「ろくろ体験」や「絵付け体験」です。地元の陶芸家の指導のもと、実際に陶器作りを体験でき、旅の思い出にもぴったりです。自分だけの器を作って、後日焼き上がったものが自宅に届くというサービスもあります。

4. 地元グルメと屋台

祭りと言えば「食」も楽しみの一つです。せともの祭りでは、瀬戸の名物である「瀬戸焼そば」はぜひご賞味あれ!

多種多様なグルメを楽しめる屋台が並びます。

5. ナイトイベント!打ち上げ花火

初日の土曜日夜には打ち上げ花火が開催されます。

瀬戸川沿いには多くの観客が集まるので、花火を楽しみたい人は早めの到着がオススメ◎

開催時間前後は駅周辺に道が埋まるほどの人混みになりますので、ベビーカーを必要とするご家族や体調等に心配がある方はご注意ください。 

 

 

 

 

6. 道の駅 瀬戸しなの『第18回SETO品野クラフトフェア及び窯元廉売市』

 

陶器廉売市&クラフト&飲食出店など、盛りだくさん!

道の駅から竹堂園は徒歩5分程。ぜひ涼みに遊びに来てくださいね✨



 

⒌竹堂園の実店舗営業時間

9月13日(土)9:00〜17:00

9月14日(日)定休日

通常営業となりますが、瀬戸市最大のお祭り期間なので

お祭り開催1週間前より、ポイント2倍sale+粗品プレゼントキャンペーンを開催いたします!お得な期間にぜひお越しくださいね✨

 

◎お得なイベント期間

2025年9月5日(金)〜13日(土)

通常1000円ごとに1ポイント⇨期間中1000円ごと2ポイント+粗品

 

竹堂園(Googleマップ)

https://maps.app.goo.gl/hSTe6AWULhnPdN5s5?g_st=in


⒍早めの到着がオススメ!地元スタッフが教えるアクセス・駐車場情報

せともの祭りでは、近隣のコインパーキングに加えて臨時の駐車場がいくつか設置されます。駅周辺は歩行者天国となり駐車場できないコインパーキングや普段と違う交通規制がありますので、車でお越しの際は事前に調べておくと安心です。

 

駐車場一覧

〈一般車両無料P〉

◆瀬戸市役所 150台(会場まで徒歩25分)

愛知環状鉄道瀬戸市駅、名鉄瀬戸線新瀬戸駅、瀬戸市役所前駅が近くにあるので瀬戸市役所に駐車場⇨名鉄に乗って尾張瀬戸駅へ。もちろん徒歩でも会場へ行ける距離ですが、小さなお子様がいる方や年配の方には電車を使うのがオススメ。

◆窯神グラウンド 250台(会場まで徒歩10分)

仮設トイレあり・徒歩圏内ではありますが、会場までの道のりはアップダウンが多め。駐車場から会場まではほぼ下りですが、帰りは登り続きなので荷物の量には注意です。

品野方面からもアクセスしやすいので近隣の方も利用しやすく、とても人気な駐車場です。2車線ですが並び始めると回転しにくい道路でもあるので、朝から行くことをオススメします。

◆旧深川小学校 250台(会場まで徒歩10分)

こちらも徒歩圏内で、道も平坦なのでたくさん買い物を予定している人などにはオススメです。こちらもとても人気ですぐにいっぱいになってしまうのでお早めに!

◆文化センター 420台(会場まで徒歩10分)

こちらは長久手方面からのアクセス良し、近隣住民やせともの祭り関係者なども通る大きな道なので行き帰り共に渋滞が予測されるエリアです。とは言え1番台数が多く、整備された駐車場なので安心して停めることができます。瀬戸市美術館では企画展も開催しているのでゆったり過ごしたい人にはオススメです。

こちらも行き下り、帰りは上り坂がありますが、地元の人たちが敷地内で展示販売などをしていたりもするので歩くのも楽しいです。

◆文化センター隣野球場 250台(会場まで徒歩10分)

文化センター隣にある野球場です。少しだけ徒歩の距離は増えますが利便性は文化センターと同じ。雨天の場合は使用できませんのでご注意を!

◆水無瀬中学校 300台(会場まで徒歩15分)

仮説トイレあり。長久手よりで、上記の野球場にも近いです。近隣には大きなスーパーやセリア、薬局などもあり事前に買い物もしやすいエリアです。

◆陶原公民館 200台(会場まで徒歩15分)

仮説トイレあり。徒歩時間も多くなく住宅地なので歩きやすいエリアではと思います。会場までにスーパーもあるので水分など買い忘れても安心!駐車場は大きい道から住宅地を通りますので走行時はご注意くださいね。

◆瀬戸商工会議所 50台(会場まで徒歩30分)

1番会場から離れている駐車場です。歩いて会場までは30分なので、名鉄瀬戸線と合わせて行く方が負担が少ないかもしれません。

飲食チェーン店が多いエリアなので飲食に困らなかったり、帰りの渋滞は文化センター周りに比べて少ないように思います。

瀬戸商工会議所⇨名鉄瀬戸線新瀬戸駅まで徒歩15分

瀬戸商工会議所⇨名鉄瀬戸線瀬戸市役所前駅まで徒歩15分

 

小・中学校の駐車場は、雨天時は使用できません。

※13日・14日両日とも8:30に開錠、20:00閉錠

 

 

〈有料駐車場〉

◆瀬戸蔵 189台

大きな立体駐車場です。コインパーキングなので料金はかかりますが、お祭り会場は目の前。訪れる時間や目的がはっきりしている方や絶対日陰に停めたい方にはオススメです。

◆尾張瀬戸駅地下駐車場 97台

尾張瀬戸駅裏、バスロータリーがある側の裏手に入り口があります。このロータリーも出店が多く並ぶので人手が多いエリアのため、お客さんの数もとても多く走行には注意が必要です。この辺りは通行止めなどお祭りに合わせて交通規制も多く行なっているので警備員さんの指示に従ってください。

◆近隣コインパーキング

川沿いや会場近くのコインパーキングは出店者が利用していることがほとんどなので、空車があったらラッキー!そしてコインパーキングが出展エリアとなっているところもあります。

尾張瀬戸駅とマルセタクシー間にある大き目のコインパーキングは、当日『作家モノヒロバ』という瀬戸の作家が集まり出店するエリアとなるので、コインパーキングを考えている方は少し離れたところや大通りを外れたところを探してみてくださいね。

 

 

⒎ 陶器市にカートやベビーカーはOK?カートの使い勝手や気になるトイレ事情

 

せっかくのお祭りなので子どもと一緒に楽しみたい!とおでかけを計画している方も多いのではないでしょうか?駅やスーパーが近いのでトイレの数や涼しい建物もありますが、暑い日中と人混みでなかなか思うように動けなかったりすることも。

トイレや涼む場所は事前に下調べしておくといいかもしれません。

 

気になるトイレ事情!場所や混雑具合

 

◆パルティせと(各階にあります)

各階とも大きいトイレではないので少し並びます。

◆宮前公衆トイレ

深川神社近くの公衆トイレです。男女別。

◆新世紀工芸館

普段駐車場の宮川駐車場は飲食の屋台が並びますのでトイレも混雑が予想されます。

◆瀬戸蔵

駐車場もあり、出店も多いエリア。尾張瀬戸駅と反対側の道にあり、ある程度折り返し地点でもあるので散策の途中で寄るのがオススメです。

◆窯神神社

尾張瀬戸駅からは徒歩8分ほど。坂を登りますが、加藤民吉像はこちらの神社にあります。街中の散策に加えて窯神神社も足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

◆道の駅瀬戸しなの

道の駅なのでトイレの数は男女ともに多いです。多目的トイレも完備なので安心です。

 

トイレはいくつもあり点在していますが、全て大きな施設ではないため早めの休憩がお祭りを楽しむポイントです。

スーパーや個人店も多くありますのでお手洗いを借りる際はお店の指示に従ってくださいね。

 

 

気になるカート・ベビーカー事情

ベビーカーだけではなく、購入品を入れて運ぶカートやわんちゃんようのカートを引いて皆さんそれぞれ楽しんでいます。

基本的にせともの祭りはカート・ベビーカーの使用はOKです。

ただ日中に晴れが続くと照り返しや、人混みの熱気でものすごく暑くなるのでベビーカーが必要な子どもやわんちゃんの熱中症には十分注意が必要です。適度な休憩を挟みながら散策してくださいね。

また、高額な商品を取り扱う店舗や、テント、什器の強度が人それぞれなのでトラブルに巻き込まれないよう距離を取るのがいいかもしれません。

荷物が増えるのが陶器市!なのでカートがあるのはありがたいですよね。無理して熱中症にならないためにもカートを利用しつつ、安全面も少し気にしてみてくださいね。

 

・カート、ベビーカーの使用OK

・気温が上がる日中は体調不良に注意

・買い物の際にはカートで近づきすぎないのがベター

・花火の時間帯(夕方〜花火〜祭り終了)は、カート・ベビーカーを押して歩くのは困難

 

カート・ベビーカーで気をつけてなくてはいけない時間帯は、なんといっても花火が始まる時間帯です。

開始数時間前から徐々に人が集まりはじめます。席を確保する人もいれば見えるポイントを押さえて道が混み合い徐々に身動きが取りづらくなってきます。

花火開始数分前の駅前は、完璧に動けなくなるほどの人出になるのでカートを押して歩くのは危険。トラブルになる前に控えるのがいいと思います。筆者本人も時間を見誤り歩くことができずに大変だった記憶があります…

花火を楽しみたいという気持ちは皆一緒!

せっかくのお祭りなので、安全に過ごすためにも警備員さんの指示に従って皆んながグッドマナーで楽しみましょう◎

 

 

 

⒏まとめ

せともの祭りは、単なる陶磁器の販売イベントではなく、瀬戸という町の歴史と文化、人々の暮らしを体感できる貴重な機会です。瀬戸焼の深い魅力を知り、実際に触れて、買って、味わうことができるこの祭りは、訪れる人に忘れがたい思い出を残してくれるでしょう。

長い歴史の中で育まれた「せともの」の伝統を未来に伝え、地域の人々と訪問者を結ぶ架け橋となる「せともの祭り」。陶芸ファンでなくとも、一度は訪れてみる価値のある陶器市です。

そして、この時期は真夏並みの気温になり、相当な人混みになります。水分補給と暑さ対策は万全に、せともの祭りを楽しんでくださいね。

 

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